前回、ローカル環境に「SSL証明書」を作成したので、
続いてMAMPをSSLに対応させていきまーす♪
その前に…
もしバーチャルホストで「httpd-vhosts.conf」を設定していたら、
バーチャルホストを停止しておかないと競合でエラーになりますよ(汗)。
SSLはバーチャルホストも含めて「httpd-ssl.conf」に追記するので。。。
いつでも「http」に戻せるよう、
カスタマイズした「httpd-vhosts.conf」はそのまま残しておき、
バーチャルホストを有効化した「httpd.conf」内の記述を
再び「#」で無効化してあげればOKです。
それではMAMP(6.9)をSSLに対応させていくけれど、
前回に注意したとおり私はローカル環境のSSLを断念しました(汗)。
以下は今後のためのメモ書きって感じです、はい。
httpd.conf の設定
1SSL(httpd-ssl.conf)を有効にする
/Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf
先頭の#を消す。
2httpd.conf に Listen を増設しておく
バーチャルホストのときに追記した内容と同じです。
httpd.conf ファイルの「Listen 8888」を検索して、
そのすぐ下に Listen を増やしていけばOK!
予約の意味で先に10個ぐらい作っとくと楽かもですね♪
番号は8000番台にしておいたほうが競合的に無難。
Listen 8888 の下に任意の数だけ増やします。
例えば…
仕事用(8001〜8009)、個人用(8101〜8109)、実験用(8201〜8209)とか、
こんな感じでざっくり分けておくと管理しやすいかもですよ♪
httpd-ssl.conf の設定
1DocumentRootの変更
/Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-ssl.conf
2サーバ証明書の変更
前回「書類」フォルダの中に作った「SSL証明書」がここで登場!
サーバ証明書「local-ssl.crt」までのパスに変更します。
3秘密鍵を変更
続いて「書類」フォルダの中に作った「秘密鍵」を使用します。
秘密鍵「local-ssl.key」までのパスに変更です。
4バーチャルホストの設定
5SSLのバーチャルホストを設定
「http」のバーチャルホストは「httpd-vhosts.conf」に設定したけれど、
「https」の場合は「SSL + バーチャルホスト」として
「httpd-ssl.conf」ファイルの1番下にまとめて追記していきます。
- 「8001」は Listen(httpd.conf)で追加した番号。
- 「DocumentRoot」は htdocs の中に置いたファイルまでのパス。
- 「SSLCertificateFile」はサーバ証明書「local-ssl.crt」までのパス。
- 「SSLCertificateKeyFile」は秘密鍵「local-ssl.key」までのパス。
- このセットをプロジェクトぶん追加していく。
6ブラウザでの表示確認
SSLを追加したら必ずMAMPを再起動です。
再起動後に「8001」で「htdocs/project/site」の html が表示されればOK♪
無事に「SSL + バーチャルホスト」が成功です。
ちなみに「localhost」の部分は
IPアドレスを固定し「固定IPアドレス:8001」でもOK♪
7注意するトコ
同じネットワーク上でも他のPCだと「セキュリティ警告」画面が表示されます。
Safariで言う「接続はプライベートではありません」ってアレな画面だけれど、
自分のデータなので「危険を承知でアクセス」から表示は可能。
ただ、毎度のコレが地味に面倒で私は使用を断念しました。。。
前回の「SSL証明書」からの続きと思うと、
それなりに大掛かりな工程になりましたね…(汗)。
まぁ、設定を完了してしまえば、
あとは「httpd-ssl.conf」に「5」のセットを
プロジェクトぶん追加していけばOK♪
バーチャルホストのみ(http)なら「httpd-vhosts.conf」を使用し、
バーチャルホスト + SSL(https)なら「httpd-ssl.conf」って感じかな。
求める条件にあわせて選択ですね。
結局は使わなかったけれど(苦笑)、
ひとまずローカル環境のSSL対応は完成です♪♪
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