macOS High Sierra Patcher を試してみました

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contrail

先日のこのサイトのリニューアル作業中に
プラグイン(WordPress)の設定画面が操作できない状況にハマって。
ただ、プラグインのそんな不具合はどこにも報告がなく…。

作業しているMacPro(2008)の最終OSはEl Capitanで、
El Capitanの最終ブラウザはSafari 11なもんだから、
最新のSafari 13にアップデートすれば問題なく動くはず… って思い込んでしまい、
前から気になっていた「macOS High Sierra Patcher」に手を出してしまいました(苦笑)。

簡単に説明すると…
macOS 13 High Sierraのシステム要件から外れてしまった古いMacに
High Sierraを強引にインストールしてしまう救済(危険な)パッチです。
OSに関わる部分なだけに自己責任で慎重にね。
詳しいインストール方法などは他のサイトにお任せして(笑)、
ここではPatcherの使用を断念した経緯を。。。

まぁ、経緯と言っても理由は単純で…。

フォーラムを見ているとMacPro(2008)の場合、
デフォルトで乗ってるグラフィックカード(ATI Radeon HD 2600)のみを対象に、
もともとこのPatcherは作られていたっぽいです。
んで、後から要望に応えATI Radeon HD 5770を追加したって感じなのかな。
グラフィックカードを変えてる人はmacOS Postインストールのときに
設定の「AMD 5xxx, 6xxx, 7xxx GPU Patch」を選択する必要があるしね。

その追加されたグラフィックカード(ATI Radeon HD 5770)が
どーにもPatcherと相性が良くない感じでした、はい(涙)。

デリケートなOS部分のパッチに後付けの機能って危うさのせいか、
私の場合はだけど、かなり不安定でしたよ…(涙)。
画面は半透明の処理などが消え、例えるならセーフモードに近い描写で、
挙動はParallelsの上でmacOSを立ち上げた時とそっくりのニブさ。
肝心のSafariはAppleのサイトが完全に表示されないレベルでした。
やはり10年以上前のMacではこれが限界なのか(汗)。

あと、さすがにOSの根っこは怖いしダメ元だったので、
現状のEl Capitanは残しつつ、SSDを別に用意してHigh Sierraをセッティングしたけれど、
起動ディスクでEl CapitanとHigh SierraのSSDを切り替えるとき
3回に1度ぐらいの頻度でカーネルパニックを起こしました。。。

もう少し使える状態を期待していたけどね…。
ちょ〜っと安定しないなって思うトコはGPUまわりっぽいので、
デフォルトのグラフィックカードだったら話は違ったかもしれないです。
ただ、すでに手元に無いので検証できずに… ここで断念(涙)。

ちなみに…
Patcherで作ったUSBメモリでの起動に失敗するって意見をちらほら見たけど、
私も1個目のUSBメモリでは何回やり直しても起動でNGマークが出ました… が、
違うUSBメモリに変えたらあっさり起動してくれましたよ〜♪
USBメモリにも相性が厳しいようです。。。

さて、実は最初のWordPressのプラグインなんだけど、
管理画面をログインしなおしたらSafari 11でもあっさり動いてくれました(笑)。

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