前回、Mac mini(2012)の MacOS 10.14 Mojave に
adobe CS6 をインストールしたので、
続いて Illustrator CS6 を起動できるよう「Java SE6」を準備します。
MacOSにはマルウェア対策として管理者権限でも不可侵な
セキュリティ整合性保護機能 Rootless が導入されています。
実はこのRootlessって OS10.11 El Capitan の頃からあったけれど、
OSのアップデート毎にどんどん強固へと改良が進み…。
セキュリティを堅牢にすればするほど安心安全を得られるが、
そのぶん使い勝手や利便性が低下するってのが悩ましいですね〜(汗)。
そしてこの堅牢なRootlessにブロックされ
Illustrator CS6の起動時に必要となるJava SE6が
インストールできないって罠に…(涙)。
ただし、Illustrator CS6は起動でJava SE6を使用している訳じゃなく、
その存在を確認しているだけ… って話っぽいです。
なので、実際にインストールしなくても、
指定の場所にJava SE6のディレクトリを作成すればOK♪
今回はMacのリカバリモードとターミナルを使って
Rootless機能を一時的にOFFにし、
その隙に必要なディレクトリを手動で設置しようって作戦♪♪
Java SE6 のディレクトリ設置
1Macをリカバリモード(command + R)で起動
2ターミナルからコマンドでRootless機能をOFF
ターミナルは上部メニューの「ユーティリティ」の中です。
Rootless機能のOFFは…
コマンド実行後にコレが表示されれば成功!
3再起動(通常どおりのMacOSを起動)
4Java SE6のディレクトリを作成
RootlessがOFFなこの隙にフォルダを2つ設置します。
場所は起動ディスクの直下にあるシステムの中で…
「1.6.0.jdk」と「Deploy.bundle」はフォルダを設置後にリネーム。
「Deploy.bundle」はアイコンが変わるけど想定どおりで問題ナシですよ。
5ここでIllustratorを起動(不要かも?)
もしカラーマネジメント設定を変更するならこのタイミングですよ。
RootlessがONの状態でカラーマネジメント設定を変更しても
Illustratorを起動するたびにブロックされ初期状態に戻されるので(汗)、
変更後の設定を1度ここで通しておけば問題解決♪
6再びMacをリカバリモード(command + R)で起動
7ターミナルからコマンドでRootless機能をON
Rootlessそのものは有用なセキュリティなので、
忘れずONに戻しておきましょう。
コマンド実行後にコレが表示されれば成功!
8再起動(通常どおりのMacOSを起動)で完了
こんな面倒なコトをせずに潔くCS6を諦めて
さっさとadobe Creative Cloudへ移行すればって思うけど…
すでにPhotoshopやIllustratorの必要システム構成(サポート)の最小が
MacOS11 Big Sur 以上なので… ムリな話(苦笑)。
MacOS11 未対応のMacには残念ながら選択権がありません。。。
とりあえず、
MacOS 10.14 Mojave で Illustrator CS6 が
無事に起動できるようになりましたー♪
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